自由気ままな一人旅のように、自由気ままに言葉つづる時間。

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プロフィール

souheishimizu

Author:souheishimizu
 

清水漱平










言葉を綴り、


ときどき線を描き、


まれに色を塗ります。

























Come attracted a wave of summer
動 by TOM'ambitious Laboratory.







絵 by lomeqatrive@pixiv









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朝の空気のままがいい


陽射しの暖かさ風に薄れ

よく見える遠くの街

ところどころ高いビル

こっちのほうにも増えてきた



水平線の気配がない

地平線は遠い昔

凸凹だらけの街

ひっそりしている欲望

耐え切れなくて叫べば

声が静けさ際立たせる



はんぱもん

ところどころ萌え

朝の空気のままがいい

朝の空気のままがいい






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理解できるかな



 ひどく荒れているね

 枝もぎれそうな勢いで地を掃く桜

 新芽まで千切れそうな轟音


 とても気持ちいい

 これくらい狂っているほうが

 天気予報の降水確率

 
 ひとつ確かめておきたいことがあるんだけれど

 いいかな?



 ひとつ確かめておきたいことがあるんだけれど

 いいかな?




 今夜は幸福が舞い降りてくる

 今夜は幸運が流れ込んでくる

 どれくらい狂っているんなら

 ほくに理解できるかな




 激しく吹く

 激しく散る

 激しく振る

 ガラス瓶の中で飛び散る火花

 
 

 

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スマート


春咲きの胸

服を脱ぎ散らかして

靴下だけの美少女

獲物なら見つけたの?

いざとなれば泣きじゃくる

そんな罠にかからない

ああそうさ

あまっちょろい世界がいい

苦しがって満たされないで自ら決する命より

楽しんで楽しんで楽しくって腹よじれそうな

人生なんて甘くていいんだよ



落ちかけた紐

ほどけたリボン

あらわになって

なぞる溝

春咲きの胸

わずかながらの重さを手のひらで包んだ

ああそうか

そうだった

そうだったよね



伝えたいことがあったのに

何も言わずに来てしまった

伝えたい鼓動が壁を叩く

何も着ないで見てしまった


影はスマート

週明けの嵐

花吹雪

革のかばんが日に焼けそう


走れ

走れ

叫べ

と願えば

すくむ

戻る

気の迷い



断ち切ればスマート

申し分のない季節に

狂い咲き地震の予兆

願い下げ噴火の予兆

雲が割れても見てかまわない

服を脱ぎ散らかして

靴下だけの美少女

春咲きの







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ブルーミング



待ってたよ!


いちめんに咲き誇る花

桜吹雪さらされながら

花も緑も狂い咲き



冬のまま名残りの花

春ならばこそ舞い散る花

夏が近い真っ直ぐの花

いっせいに狂い咲き


照らす石畳

我は願う

まだまだ まだまだ まだ

行きたい場所があるんだ



戦闘機って雲の向こう

旋回しながら撃つんだろう?

立ちくらみどころじゃない

旋回しながら生き残る


荒らす意志があり

我は叫ぶ

あった あったあった あった 

かなえたい夢ふたかけら


紅く日差しに透けている新芽に心を躍らせて

委員長スカート短すぎ

照らす石畳

我は願う

まだまだ まだまだ まだ

行きたい場所があるんだ


どんな惑いに苦しめられて

いつか見てろと叫んだ子ども

忘れたふりして大人は笑う

笑う

笑う

笑う

狂ってる証


都市計画の失敗騒ぎに大地が裂けて火柱さ

熱いだけじゃ夏とはいえない

もっと もっと もっと 狂え

もっと もっと もっと 吠えろ

ブルーミング





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ノイズリダクション



 立ちすくむとき見えるものを心に刻んでおけ


 カット !


 ざわめくノイズ

 うごめくノイズ

 ノイズリダクション


 この先の世界

 よどみなく映しだされてしまう

 核使用のない地平を

 紅くそめるカナメモチの新芽ずらり


 きらめくノイズ

 ひらめくノイズ

 

 さわがしくて

 受け流せば

 あの果ての異界

 よどみなく渇きもだえてしまう

 隠しようのない希望を

 高く掲げ彼方の宇宙は拒むものの

 ノイズ

 ノイズ

 ノイズリダクション



 ノイズ


 ノイズ


 ノイズリダクション







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春の花園


嬉しくて 嬉しくて 嬉しくて

涙が とまらない

そんな日が たまにあるけど


哀しくて 切なくて 淋しくて

苦しいだけ

泣けたらいいのに

泣けたらいいのに




よもやの ねごと ひとりごと

想い出づくりも懐かしい

ひるまず 交わした握手さえ

このまえみたいだ



命がけと言えば おおげさすぎて

恥ずかしくなるだけ

決まり切った言葉でも

気持ちをこめられると思った



かえれない

もどれない

あたりまえのこと

子供のころから知っている


大人になって

かえれそうで

もどれそうで

扉を開けたくなる




よろこび あふれる 光の微粒子 包まれた花吹雪

世界中に知らせたい 誰にも知られたくない

苦しいだけ

泣ければいいのに

泣ければいいのに





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思い切り叫んでやれ


きのうのこと思い出すまでもない

いまから忙しくなるんだから


あしたのことわずらうなよ

いまから忙しくなるんだから


あがいている

あつめている

かけらのようなもの

希望の存在感を胸の奥に感じたら

鉄橋の下で待つといい

普通列車が轟き走る

思い切り叫んでやれ





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午後三時四十六分


天気に左右される気持ちを落ち着かせながら

傘しまう

雨の滴 乾ききらずに 拭いた

傘しまう



まだまだ序盤と思っていたが

そろそろ折り返し地点らしいな

そんなもんかね

そんなもんだよ

そんなもんかな

斜面に午後の陽射し新芽を透かす


宇宙と調和とれていればいい

自分が思うとおりの人間になる

心の家を建てている

良い設計を心掛けるんだ

その通り実現する


カナメモチの真っ赤な新芽が陽射しを浴びて

容赦のない夏陽炎みたいに早巻きで

未来から過去に時を流す







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清々しい気持ちに変わる



雪で濡れた財布を開け

お茶代払えば

炭焼小屋が閉まる

今日で


春分の日は新年みたいに

なにかと気分を新しくする

なにひとつ解決しないまま

清々しい気持ちに変わる

雨で濡れたカバンを開け

領収証を取り出し

済んだ話

確定申告の控を折って

明日へ捧げる

祈りというより

願いというより

誓いというか

心なしか

なにひとつ解決しなくても

清々しい気持ちに変わる



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本気で信じる



どうにかしたいと本気で誓うなら

言葉通りになると思うよ

とくに根拠はないけれど

そんな気がして笑ってしまった



これまで来た道のりを忘れて

これから行く道を見据えて

どうにかできると本気で信じれば

言葉通りになると思うよ






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