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『収穫祭あるいは文化祭ときどき体育祭』 

自由気ままな一人旅のように、自由気ままに言葉つづる時間。

きみのいる湖のほとり



心の空 うわのそら 雲を眺める

早い流れに足すくませて

ぼくは祈るタイミングのがした

ヒマラヤスギの木立ちを抜けて

きみのいる湖のほとりまで


ずっと海だけ見ていればいいと思ってきたけれど

ぼくは闇のように暗い林に分け入ろうとしている

ああ

きみのいる湖のほとりまで



子供のころ 泣いた蔵 壁を見つめて

速い電気の散らす火花が

帽子を焦がしていた


いつも怖いタイミングつかめず

ヒマラヤスギは孤独に見えて

気味が悪 いたずらに叫んでた


きっと海だけ見ていればいいと思っていたけれど

ぼくは潮風から逃げてケモノミチに入ろうとしている

ああ

きみのこえ 湖のほとりから


迷えるうちに迷いなさい

いずれなにもかもがわかる日がくる

悩めるうちに悩むといい

いずれ心が動じなくなって

あたりまえになって



水浴びしているきみがいた




きみだけ見ていればいいと思いながら

強く抱きしめて目を閉じていた

ああ

もっと深く入れる予感せかされて

心の空 うわのそら 雲を眺める



早い流れに身をすくませた

ぼくは祈るタイミングのがした

きみはのけぞり体で吠える

あまりにも小さく薄い声かすれて




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souheishimizu

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清水漱平










言葉を綴り、


ときどき線を描き、


まれに色を塗ります。




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