自由気ままな一人旅のように、自由気ままに言葉つづる時間。

Prev  «  [ 2017/05 ]   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  » Next
プロフィール

souheishimizu

Author:souheishimizu
 

清水漱平










言葉を綴り、


ときどき線を描き、


まれに色を塗ります。

























Come attracted a wave of summer
動 by TOM'ambitious Laboratory.







絵 by lomeqatrive@pixiv









月別アーカイブ
カテゴリ
Twitter...

放浪野鳥



ぼくの枠に入ろうとする放浪野鳥が

かなり良いものを運んできたようだ

こっちに来ればいいのに

庭に準備してあるよ

なのに

立ち入り禁止ぼくの枠に入ろうとする




世界の動きというよりも

意志の動き 

あるいは迷い

せめぎあう正義と正義で

欲が美しく見える



ああ

自分でコントロールできない

ああ

今朝も

立ち入り禁止ぼくの枠に入ろうとする

放浪野鳥に「名乗れ」と訊けば

なにか答えたような気がした

耳をすまして

目をこらして

気のせいかと背を向けたとき

ああ

確かに聞こえた

確かに聞こえた

ずいぶん遠い昔に

確かに聞いたことのある声





しだいに明るくなっていく空は曇っているのに


いちばんのり


さえずる鳥

すずめ

こがら

ひよどり

はと

しだいに明るくなっていく空は曇っているのに


ああ はれやかな 気持ち



夢ちっとも覚えていない

見たような気がする名残りだけ

ひとのこと気にするなよ

まずは自分の仕事クリア

ああ 気になる ニュース

ああ 見たいよ 天気予報

ああ

かかわらずには いられない

今日も全方位あらゆる好奇心

ぼくを踊らせ惑わせ勢いづかせて

大きく振れてゆけ

おさまれば垂直だ



まだ湖よく見えないな

まだ海は闇と同じ空間

しだいに明るくなっていく空は曇っているのに






かなえられた街角


あけた窓から風なまぬるく
きりがない夢物語めぐりめぐって
いま目の前の世界それこそが
かなえられた街角


許しを乞う
かつての僕に
とまどいながら
たじろぎながら
うらみ流し
希望のワラ
つかみ漂う

もうしばらくしたら結果が出る
間違いなく


心を縛る太い縄
幾重にも織られ
すりぬけられないと諦めた瞬間
いま目の前の扉ゆっくりと
闇を開く
すべての音が吸い込まれていく


カバンの中身を忘れて
行き先に連絡を忘れて
切符の買い方も忘れた
ああ それなのに
かなえられた街角


信じるも信じないも自分自身の気持ちの問題
心の置き場所なんて探すよりも創ろう
もっとも
最初からここにあったんだなと気づくのがオチ
見渡す世界の規律
ひととおり学べば
理不尽な思いを捨てるタイミングが見つかるよ
ああ ここで会う
かなえられた街角

なにって
すべての夢
心からの夢
あらゆる夢
祈りを捧げ
願い続けた
ああ いつもいた
ああ いつもいる
かなえられた街角





すぐ



湖にうつる姿 かなりカスミがかった

もう一度あの列車に乗ってみたいなあ

夕暮れ時に窓いっぱい染めあがる

もう一度あの列車に乗ってみたいなあ


いま ふと なつかしくて

いま ふと ふるえたような


もうすぐ炭の香り たちこめて

なにもかも夢だと 気づかされるよ


自分で蒔いた種

芽が出れば

勝手に育つ

雨 

陽射し


どうにもならないと嘆くよりも

どうにでもなれと投げやりになってくれ

いさぎよく命の行方を決めてしまうより

あいまいに命を放浪させてほしいからな



いま ふと なつかしくさ

いま ふと ふるえたけれど

すぐ 


すぐ


すぐだよ


なにもかも全部が夢と気づく

なにもかも事実と異なり始める

なにもかも現実を凌駕している

なにもかも始めから熟知している

設計図ほら君も持っている

生まれたときから持っている




意気消沈


誰かに呼ばれたような気がして
振り返る木立ち
新緑は色濃くも
真夏日の陽射しに透けている

正直こんなふうに生きられるとは思いもしなかったけれど
心底こんなふうに生きたいと願い続けてきたわけだからさ

やる
やってやる
がんばれるだけ
がんばって
やる
やってやる
まだまだ
まだまだ


大変申し訳ありませんが
ぐうたらしてもいいですか
あまりに真面目くさっていたので
手加減いまいち分かりません

だめだよだめ
そんなこと言ったら
どんなに生意気な顔をしたって
許されるわけなどない

反抗期 こりたろ
あの押しつけ こりたよ
正論かませば ないものにされる
抵抗するだけ無駄

さっさと家を出るのが正解
いちいち争う暇があるのなら
さっさと出かけてしまえば
世の中は苦しくて厄介で騙しあい多いけれど
素晴らしい


やってやる



判断


もしも私にできることなら なんなりと
お申しつけくださいませ

判断お任せいたします

なにしろ自分で自分よくわかりませんので
まずは軽い気持ちで
お申しつけくださいませ


つかまれば の話 でも あるわけですが

今日も私ふらふら仕事を終えていない時刻から
波打ち際やら岬の遊歩道を行ったり来たりして
これっぽっちも飽きません

波の音が聞こえてくれば
いてもたってもいられなくなり
仕事だ仕事と言い聞かせつつも
ほら
空の青さ
ほら
防風林を抜ければ
水平線



いくつもの曲がり角を
君も体験してきたろうに
これっぽっちも気にすることなく
道を選んだと思うよ
かなりの数


論理どおり推測どおり的を狙って
道を選んだと思うよ
意識もせず



潮の香り息苦しい胸騒ぎ


無理は承知たわごと
いつものように

ああ 待ちきれない 
ああ 


適当それなら自分の基準
他人の評価は他人のもの
言いくるめようとしても
言いくるめられるだろう

せいぜい頑張りますよと
なげやりに生きているが
好きなこと好きなように
しているときは無我夢中
水平線の白波は午後の風


くじと割り切りお試し
運も定めも

ああ 持ちきれない
もう むりっぽい

肩を痛めてしまうまえに
もっともっと踊り続けて
肘を痛めてしまうまえに
もっともっと踊り狂えよ
好きなこと好きなように
しているときは無我夢中
並木道の新緑は午後の風

潮の香り息苦しい胸騒ぎ

ああ やりきれない
もう むりぽ

どうか これだけは
水平線の白波が見えたときに
願った
祈った
忘れた

こうしているうちに日が暮れるなら
いったいどうすればよかったのやら
あれは あれで よかった けどね
あれは あれが よかった んだよ


ああ 持ちきれないさ 
「自信」
「誇り」
得体の知れぬエネルギー

真夏日か
潮の香り息苦しい胸騒ぎ





逃げ水




 なんだか今日は風が強いな
 こんなに陽射し熱いのに涼しく感じるウッドデッキ
 フィールドの新緑は色濃くなり
 心を泡立たせている

 交換可能な部品なら
 記憶まるごと移し変えたい
 心だけリセットして
 だけど思い出せるようにと
 逃げ道

 道路まっすぐ砂埃
 遠く白く霞む砂埃
 あわてて真面目になろうとしても
 転びそうになるだけ危ない
 みんなのまえでカッコつけたいなら
 ふだんからそれなり気にしてないと
 スタートダッシュだけ決めても
 転びそうになるから危ない
 
 まいたら水
 井戸から
 あふれてくるよ
 くまないと使えないけど
 
 いつか思い出せるようにと
 いつも追いつきそうになり
 どこまでいっても
 逃げ水





ひろい空は青く青く青く広く
白い雲が細く漂いながら舞う

見せたいなと考えているうちに
どこかへ消えてしまう存在

はぐらかされてもいいから
いちばん大切なことを伝えておきなよ

時間は限りなく果てしなく続いていて
寄せてくる波のように終わらないから
いつでも「平気」と思ってしまう

それって錯覚だから


希望のリズムひびく



自分の気持ちをコントロールしたくて試したけれど
なすすべなく

いらいらするのをおさえられずに
なすすべなく

どれくらいの時間
いつのまにか過ぎていて
いつのまにやらいらいら消えていた

コントロールしようとしなくても
時間が過ぎるだけで
あっさり消えている
こともある

今日は少しだけ疲労感と虚無感と倦怠感が混じりあいつつ
かすかに希望のリズムひびく


あわてそうになる
不安でたまらなくなる
だからってどうすることもできないと分かっているなら
このまま
そのまま
ありのまま

なんの解決にもならないじゃないかと自分が訴えてくるから
ついついなんとかしようとするけれど
ある程度の時間
「いつのまに」過ぎ去らせないと
徒労に終わりかねないよ

どれくらいの時間
さあ
どれくらいだろう
どれくらいだろう
どれくらいだろう

好きなことしていれば
夢中になって時間を忘れて
いつのまにか
いつのまにか
いつのまにか
だよ

好きな子としていれば
希望のリズムひびく
いつのまにか
いつのまにかだよ





リンク