自由気ままな一人旅のように、自由気ままに言葉つづる時間。

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プロフィール

souheishimizu

Author:souheishimizu
 

清水漱平










言葉を綴り、


ときどき線を描き、


まれに色を塗ります。

























Come attracted a wave of summer
動 by TOM'ambitious Laboratory.







絵 by lomeqatrive@pixiv









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きれい、




きれい

並木のイチョウから葉が舞い飛んで

こなごな



いつのまにか雨

並木のイチョウから城が見える



こんなふうに

そんなふうに

どんなふうに


変わりようのない気持ち

こなごな


並木のイチョウが走り去る

窓 結露 ロータリー

びしょぬれ




ハイテンションの跡地



不安で不安でたまらない
嘘ついたってしかたない
不安で不安でしかたない
なぐさめきれない跡地だ

ハイテンション
ハイテンション
さんざん あんなに もう
ハイテンション

冷めても旨い果実酒なら
酔いにまかせて祈るのに
あらびきコーヒー豆の殻
拾い集めてもカフェ跡地


かまわないよな べつに
どうにかなるんだろ
かまわないのさ べつに
あきらめきれば虹が見える

ああ 美しい としか 言いようが
雲の 空の 浪の 飛行機の
海まで届くかい

希望を隠して逃げ切れよ
見栄張ったって興味ない
ほら みんな 次
ほら どこも 次
次の獲物

舐めれば旨い膝のうえ
君の若さが薫るたびに
僕は息を詰まらせそう
まだ生きていたいまだ
まだ まだ まだ




あたたまれ




どんなふうになりたい
いまから
でも
こんなふうになるなんて
いままで
もう
戻りたい場所へ
あるなら
どうぞ

どんなふうになりたい
これから

もうすぐ季節が変わる
もうすぐ舞台が廻る
もうすぐ誰かが来る


雨 ひとしずく 雨 バリケード

おだやかになりたい
あらぶる魂なだめて
やさしくなりたい
きびしく責めたてながら
種を蒔いた庭に花が
どれだけ待たされればいい

そんなふうになるなんて
いまさら
でも
あんなふうになるなんて
いつまで
もう
眺めたい斜面へ
自由にどうぞ


扉をしめて
あかりつけて
あたたまれ





きらびやかな微粒子さ



きらびやかな微粒子さ思い出を構成するのは
何度だって見飽きない丘の上に行こう
桟橋から船が島から島さらにまた島へ
どんなコースか知らないままチケット
もぎとる

熟れる前の柑橘系が転がっていった
おれ聞いてた話と違うな
これはこれでいいや

ざぶん
音のない浪
分厚いガラスの向こうで
揺れは上下左右ななめ
売れた先の柑橘系も転がっていった


波打ちぎわテレスコープで吠えたらいい
あれ聞いてた話と違うや
それはそれでいいか

間違いだらけなんだってさ人の記憶すべてが
つまびやか
つまびやか
つまびやかって言葉が存在しないの?
おかしいな
おかしいな
おかしいなってひねるのに
冷たい水ほとばしるだけ

ざぶん
音もなく浪
暗闇と海は似ている
揺れは上下左右ななめ
切れた縁の柑橘系が転がっていった

もうちょっと で ポン
音が思想
罠の香り
めくらまし
いまさっき気づいたよ
あの丘こそ世界樹に続く

欲しいものってなに?
星が知ってる
つまびらか
つまびらか
つまびらか
旅の行方は

あとちょっと 

きらびやかな微粒子さ思い出を構成するのは
何度だって見飽きない丘の上に行こう
桟橋から船が島から島さらにまた島へ




友だちと目抜き通り



誰かのサインが壁かけられている
窓の向こうに日が沈む
賑わうのは胸の奥ごと
どんな夢も憧れも気にしないで自由に
とびまわりたい夜


さがしもの増えてから
最初のころ忘れかけて
ひとしずくの涙も
誰かを呼び止めたりしないもん


ついこのまえ会ったばかり
いましがたの追憶
未知と遭遇してばかりの日々は
イチョウ並木が色づいていた

がんばってみた
がんばってみた
がんばってみた
でもたりないや

友だちと目抜き通り
のろのろ歩いてジグザグ
散歩なんて
散歩なんて
散歩なんて
特に何かないかぎり
約束しない主義でも
ふらり会いに来たよ


がんばっていた
がんばっていた
がんばっていた
そばで見ていた

友だちの目抜き通り
ふらふら彷徨うギクシャク
あんたなんて
あんたなんて
あんたなんて
特に何かないかぎり
束縛しない主義だろ
ふわり肩を抱いた


正面から見ている
駅の改札どんどん広がって
黄金色に輝いたアーケイドの装飾が
子供のころと変わらない
なにひとつと変わらない
おかしいな全部どれも違うはずなのに

紐解いた謎なら
胸の奥から喉元で
待機してるよ
あんたに話したくて
うずうず

友だちと目抜き通り
騒いだ叫んだ黙って並んだ
じゃあねってバイバイ
知らん顔しないで
あちこち矛盾する

友だちと目抜き通り
今日まで色々ありがと
なんてったって
なんてったって
なんてったって
いちばん楽しい

がんばってきた
がんばってきた
がんばってきた
だからなに?
過ぎる風は頬に涼しい?
すごそこが海





セントラル




いろいろと変わりました
いろいろと変わりました
いろいろと変わりました
いつのまにか戻りました


最果ての地に咲く花の種
デッキにこぼれて散った
靴底で踏まれても砕けるな
風向きは変わる
風向きは変わる
予期せぬほうへ

風向きが変わる
風向きが変わる
予期したほうへ


そんなだったっけ
なつかしい話
思い出すそばから
あふれてくる


いろいろと変わりますか
いろいろと変わりますが
いろいろと変わるたびに
どちらのほうへ

風向きが変わった





紅葉が降るジャケットに風を受けて



いやいや今さら何をカッコつけろと言うんだよと

いやいや今だからこそビッとしようぜカッコつけようぜ

見てるよほら

見られてるよほら

見せてやれよ

ほら



大げさに人生を語りたいとき適当に笑ってごまかすさ

見栄を張って褒められたくなったときは空を見あげて

見てるよほら

見られてるよほら

見せてやれよ



おれの背中は何も語らずに風を受けて

初めての給料で買ったジャケットさ

いいもんだろう

流行から遅れて

値札なら切り落とした

選べよほら

選んでみろほら

自分の感性だけを頼りに

おまえをずっと包み続ける

おまえをずっと頼り続ける

おまえをきっと守り続ける



紅葉したな

ひらひら舞い降りてきて

おれの肩にとまりそうに

時間切れなんて心配しても

待ったなしと言われても

やれることをやってみるだけ

やれることをやっているだけ

忘れ去られるブルースのために

ありがとうと歌いたくなる黄昏

見てるよほら

見られてるよほら

見せてやれよ

ほら






なんのことだっけ


ひとつ言い忘れていた

ありがとう

どうでもいいこと言い合って

かんじんなことだけ

いつも言い忘れてる


胸の奥つかえたまま

記憶すがりつく獣の耳

さわやかな風

肌寒い空気

透明な空に続く街路樹

かんじんなことだけ

いつも言い忘れても

まあいいかと過ぎ去る時間


なんのことだっけ

なんのことだっけ

あんなに熱くなれたのに

なんのことだった

なんのことだった

あんなに熱くなれたもの






目覚め気持ちよければ


つかのまのやすらぎでも

とてつもないくぎりでも

目覚め気持ちよかった

それだけでいいや



水蒸気が薄れていくように

大切な夢が散らかっていく

たぶん誰かの心の叫び

たぶん誰かの熱い涙

目覚め気持ちよければ

これだけでいい



遠くなっていく

近づいていく

同じことだからね






雑音に消える僕の声が漂いながら浮かびあがる
誰かの目の前すうっと過ぎて漂いながら


うるさい音ひびきあう音
ふと空を見あげたくなる部屋の中






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